【1年使用レビュー】マルチピュア浄水器の本音|費用と正直な不満も

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朝の光が差すキッチンに置かれたステンレス製の据置型浄水器とグラスの水。「1年使った本音レビュー」の文字入りアイキャッチ

「マルチピュアの浄水器って、実際に使っている人の本音はどうなの?」と気になっていませんか。

公式サイトや口コミだけでは、月3,300円を払い続ける価値があるのか判断しづらいですよね。

結論から言うと、僕はAquaperform 880SCをレンタルで1年間使い続けて、水の味にも費用にも満足しています。

なぜなら、良いところだけでなく不満も含めて、毎日の生活の中でじっくり確かめてこられたからです。例えば、初期費用は送料の660円だけ。1年間に支払った合計も、レンタル料と合わせて33,660円でした。

この記事では、選んだ理由から設置、味、費用の実額、正直な不満まで、1年分の体験をまとめてお伝えします。読み終わるころには、マルチピュアがあなたの家に合うかどうか、自分で判断できるはずです。

この記事でわかること

  • 1年使ってわかったマルチピュア浄水器の総合評価
  • レンタル申込みから自分で設置するまでの流れとコツ
  • 1年間で実際にかかった費用の実額と維持の手間
  • 使い続けて感じた正直な不満と申込み前の注意点
  • マルチピュアが向く人・向かない人の判断基準

満足している僕にも、この1年で「これは申し込む前に知りたかった」と感じた場面がいくつかありました。その中身も隠さず、順番にお話しします。

目次

【総合評価】マルチピュア浄水器を1年使った本音の結論

キッチンのシンク横に設置したAquaperform 880SC本体と蛇口まわり。1年使っている実際の設置環境

マルチピュアの浄水器は、月3,300円を払い続ける価値があるのでしょうか?結論を先にお伝えすると、僕はAquaperform 880SCをレンタルで1年使い、今も満足して使い続けています

この章では総合評価と、良かった点・イマイチだった点をまず一覧でお見せします。細かい体験談は、このあとの章で順番にお話ししますね。

1年使った総合評価|僕は満足して使い続けている

結論から言うと、1年使った今も解約は考えておらず、このまま使い続けるつもりです

大げさな言い方はしたくないので、淡々と事実だけをお伝えします。僕がレンタルしているのは、マルチピュアのAquaperform 880SCという据置型の浄水器です。

この1年、飲み水も料理の水も、基本的にこの浄水器を通した水を使ってきました。

満足している理由はシンプルで、水の味・費用・使い勝手の3つのバランスが取れているからです。一方で、不満がまったくないわけではありません。

全体像を先にまとめると、こうなります。

1年使った良い点とイマイチな点の比較図。良かった点は味・月3,300円の費用・水圧水量の3つ、イマイチな点はプラスチック台と吐水口の短さの2つ
1年使った良い点とイマイチな点

それぞれの中身は、このあと順番に詳しくお話しします。まずは良かった点からどうぞ。

良かった点まとめ|味と費用と使い勝手

1年使って良かったと感じているのは、味・費用・使い勝手の3つです。

1年使って良かった点

  • カルキ臭がなく、まろやかでかすかに甘みを感じる味
  • フィルター交換代込みで月3,300円(税込)という費用
  • 水圧・水量が申し分なく、料理にもたっぷり使える使い勝手

正直、飲んだ瞬間に人生が変わるような劇的な体験ではありません。でも、毎日グラスに注ぐ水が当たり前においしいというのは、じわじわ効いてくる満足感です。

実際に毎日飲んでいる水がこちらです。

キッチンカウンターのグラスに注いだマルチピュアの浄水。背後に据置型の本体が写る実物写真
1年間、毎日この水を飲んでいます。カルキ臭は感じません

見た目はごく普通の水ですが、この一杯からカルキ臭が消えるだけで毎日の満足度は変わってきます。

家族からも「水が美味しい」と言われます。味の変化や家族の反応は、あとの章でじっくりお話ししますね。

イマイチだった点まとめ|正直に言うと2つある

正直に言うと、1年使って気になった点は2つあります。

  • 本体を支えるプラスチック製の台が、使っているうちに少し動くことがある
  • 吐水口(水の出口)が短く、好きな位置に水を出しにくい(家族の指摘)

逆に言えば、1年間フルに使って出てきた不満がこの2つだけだった、というのも正直な実感です。

どちらも「解約したい」と思うレベルではなく、日々の小さなプチストレス程度です。ただ、これから申し込むかどうかを考えているあなたには、先に知っておいてほしい点でもあります。

あとの章で、実物の写真と一緒に詳しくお見せします。良い点と同じトーンで、隠さずお話しするつもりです。

クリア

良い点だけでなく気になる点も、実物の写真と一緒にこのあと正直にお伝えします。

僕がマルチピュアのAquaperform 880SCを選んだ理由

木のテーブルで浄水器のパンフレットとスマホを見比べながら検討する手元。ポット型浄水器が傍らに置かれた比較検討のイメージ

数ある浄水器の中から、なぜマルチピュアを選んだのか気になりますよね。実は僕も、「聞いたことのないブランド」という不安からのスタートでした。

この章では、ブリタのポット型から乗り換えを考えたきっかけ、Panasonicの据置型と比較した決め手、そして申込み前に自分で調べたことをお話しします。

ブリタのポット型から据置型への乗り換えを考えたきっかけ

僕が据置型への乗り換えを考えたきっかけは、ブリタのポット型を使い続ける手間でした。

ブリタ自体は手軽で良い浄水器だと思います。ただ、僕の場合は使ううちに2つの面倒くささが積み重なっていきました。

  • カートリッジの交換サイクルが短く、交換と買い置きの管理がずっと続く
  • 注いだ水が浄水されるまで時間がかかり、使いたい量をすぐに使えない

あなたも「蛇口をひねればすぐに浄水が出る生活」を想像したことはないでしょうか?

僕はこの2つのストレスをきっかけに、蛇口に直接つなぐ据置型の浄水器を探し始めました。ポット型に少しずつ不満が出てきた方なら、共感してもらえる流れだと思います。

ちなみに、据置型にはマルチピュア以外にも選択肢があります。据え置き型浄水器のおすすめ5機種を比較した記事では、各機種のスペックやランニングコストを整理しています。

「まずは全体像から見たい」という方は、こちらから読むのもおすすめです。

Panasonicの据置型と比較して決め手になった除去能力

最後まで比較したのはPanasonicの据置型で、決め手になったのは有害物質の除去能力の高さでした。

マルチピュアのAquaperform 880SCは、NSF認証という第三者機関のお墨付きを得ています。

NSF認証は、国際的な認証機関のNSF(National Sanitation Foundation)によるお墨付きです。

「決められた試験条件で対象物質を減らせるか」を製品ごとに確認する仕組みで、メーカーの自己申告ではない点が大きなポイントです。

僕が決め手にした除去能力(NSF認証ベース)

  • 除去項目数は102項目
  • PFOS・PFOAの除去率95.5%
  • マイクロプラスチックの除去率99.8%

PFAS(ピーファス)のニュースで飲み水が気になっていた僕には、この数字と第三者認証が決め手として十分でした。

その決め手になった本体が、いま家で使っているこちらです。

キッチンカウンターに設置したAquaperform 880SC本体の全体。金属製の吐水口を取り付けた実際の使用状態
レンタルで使っているAquaperform 880SCの本体。思ったより圧迫感はありません

この1台が、わが家の飲み水と料理の水をまかなってくれています。

NSF認証のような「第三者のお墨付き」をどう確認すればいいのかは、PFAS対応の浄水器の選び方と認証のチェックポイントで詳しく解説しています。マルチピュア以外の製品を見るときにも使える基準なので、比較検討中の方はぜひどうぞ。

初めて聞くブランドへの不安と申込み前に調べたこと

正直に言うと、申込み直前まで「本当に大丈夫な会社なのか」という不安がありました。

マルチピュアは日本では聞き慣れないブランドで、日本の代理店も大きな会社ではありません。だからこそ、申込み前に次の3つを自分で調べました。

  • 代理店の公式サイトに書かれている情報(特にNSF認証)が本当かどうか
  • 実際の利用者の口コミ
  • NSFの公式サイトに、Multipureの認証が本当に載っているか

【僕の実体験】NSFの公式サイトで認証を自分の目で確認した

一番効いたのは3つ目でした。NSFの公式サイトで調べると、Multipure(マルチピュア)のリスティングと認証が実際に掲載されていたんです。

「公式サイトの説明が、第三者機関の記録と一致している」と自分の目で確かめられたことが、申込みを決める安心材料になりました。

クリア

聞いたことのないブランドで不安な方は、NSF公式サイトでの確認を試してみてください。

レンタル申込みから自分で設置するまでの記録

開梱した段ボール箱と説明書、設置前の据置型浄水器が並ぶキッチン。申込みから自分で設置するまでの記録の章のイメージ

「工事が必要なの?自分で取り付けられるの?」という不安、ありますよね。特に据置型が初めてだと、設置はいちばんのハードルに感じるところです。

結論から言うと、僕は業者に頼まず、自分で30分ほどで設置できました。この章では、申込み前に必ず確認したい蛇口のチェックポイントから、申込みから到着までの流れ、設置のコツまで、実際の記録をお話しします。

申込み前に必ず確認したい蛇口の対応チェック

申込み前に一番大事なのは、自宅の蛇口が取り付けに対応しているかの確認です。

マルチピュアのレンタルが標準で対応しているのは、次のタイプの蛇口です。

標準で取り付けられる蛇口のタイプ

  • 泡沫水栓(内ネジタイプ)
  • 泡沫水栓(外ネジタイプ)
  • 丸型の蛇口

泡沫水栓とは、先端に網のような部品が付いていて、水に空気を混ぜて飛び散りにくくする一般的なタイプの蛇口のことです。

一方、対応外の水栓は種類に応じて部品代と工事費が別途必要になります。公式LPの案内では、分岐金具が必要な水栓は部品代22,000円+工事費18,700円、タッチレス水栓は部品代25,300円+工事費29,700円です。

「どんな蛇口にも付く」わけではないので、ここだけは注意してください。

僕も申込み前に、自宅の蛇口の先端をよく観察して、対応タイプであることを確認してから申し込みました。

クリア

申込みの前に、まずはご自宅の蛇口の先端をチェックしてみてください。

初期費用は送料660円のみ|申込みから到着までの流れ

かかった初期費用は、送料の660円だけでした。本体代や設置費などの請求は一切ありません。

申込みから設置までの流れも、拍子抜けするほどシンプルでした。

申込みから設置までの4ステップ図。Webで申込み(送料660円のみ)、翌日に確認電話、3日後に到着、自分で設置(約30分)
申込みから設置までの4ステップ

【僕の実体験】申込み翌日にかかってきた1本の電話

印象的だったのは、Webで申し込んだ翌日にかかってきた確認の電話です。マニュアルを読み上げるような機械的なやり取りではなく、丁寧な対応でした。

「聞いたことのないブランド」に対する僕の不安は、この電話で少し和らぎました。

3日後に届いた本体の梱包もとても丁寧でした。「大きな会社ではないから対応が雑なのでは」という僕の心配は、良い意味で裏切られました。

「申込みはしたいけれど、その先が不安」という方も、流れ自体はシンプルなので安心してくださいね。

設置は自分で30分|Vバンドの締め付けにコツあり

設置は説明書を見ながら自分で行い、かかった時間は約30分でした。工具の扱いに慣れていない方でも、落ち着いて作業すれば難しくないと思います。

まず、設置後のキッチンはこんな様子です。

シンク横に設置したマルチピュア浄水器の全景。蛇口と本体をホースでつないだ実際の使用環境
わが家のキッチンに設置した様子です。多少スペースは取りますが圧迫感はありません

据置型なので多少スペースは取りますが、本体はそんなに大きくありません。1年使っていて、使い勝手が悪いと感じたことはないですね。

唯一コツが必要だったのが、本体の上下を固定するVバンドという金属製のバンドの締め付けです。

本体の上下を固定する金属製のVバンド。ネジ式の締め付け金具が付いている
本体の上下を固定するVバンド。ここを締めるのにコツがいりました

少しずれた状態で締めると水漏れの原因になりそうだったので、ここだけは位置を確認しながら慎重に作業しました。

自分で設置するときのコツ

  • 説明書をひととおり読んでから作業を始める
  • Vバンドは位置がずれていないか確認しながら締める
  • 設置後に水を流して、接続部から漏れがないか確認する

1年飲み続けてわかった水の味と暮らしの変化

朝食のテーブルに並んだグラスの水・緑茶・湯気の立つ炊きたてごはん。水の味の変化を表す食卓のイメージ

浄水器を検討するとき、一番知りたいのは「で、味は本当に変わるの?」ではないでしょうか。数字やスペックよりも、毎日の一杯がどう変わるのかが気になりますよね。

この章では、1年飲み続けてわかった水の味の変化と、水圧・水量の使い勝手、そして家族のリアルな反応をお話しします。良い声だけでなく、家族から出た小さな不満もそのままお伝えしますね。

カルキ臭が消えてまろやかでかすかに甘みを感じる味に

最初に浄水をそのまま飲んだときの感想は、「カルキ臭がなくて、まろやか。かすかに甘みがある」でした。

【僕の実体験】初めて飲んだ一口の印象

設置してすぐ、グラスに注いでそのまま飲んでみました。まず感じたのは、水道水特有のカルキ臭(消毒用の塩素のにおい)がしないこと。

そして口当たりがまろやかで、後味にかすかな甘みを感じました。「劇的に別物」というより、「水の嫌な部分だけがきれいに消えた」という印象です。

この味の印象は、1年経った今も変わっていません。ポット型を使っていた頃と比べると、蛇口をひねるだけでこの味の水がすぐ出てくる手軽さも大きな違いです。

大げさな表現はしたくないのですが、毎日飲む水だからこそ、この「普通においしい」が積み重なる価値は大きいと感じています。

水圧・水量は申し分なし|料理にもたっぷり使える

浄水器でよくある心配が「水の勢いが弱くなるのでは?」というものですが、僕の家では水圧・水量とも申し分ありません

グラス1杯の飲み水はもちろん、料理で水をたっぷり使う場面でも不便を感じたことはありません。「飲み水は浄水、料理は水道水」と使い分けるストレスがないのが気に入っています。

もちろん、水圧はご家庭の環境によって差が出る部分です。あくまで僕の家での1年間の体感としてお伝えしますが、「浄水器=水がチョロチョロ」というイメージは、少なくともわが家では当てはまりませんでした。

料理にもどんどん浄水を使いたい方にとって、この使い勝手は大きな判断材料になるはずです。

クリア

水圧・水量の不満は、僕の1年間の使用では一度もありませんでした。

家族の反応|「美味しい」の声と吐水口への小さな不満

1年使ってみて、家族からは「水が美味しい」という声が出ています。

一方で、不満もあります。「吐水口が短いので、好きなところに水を出せないのが少し使いにくい」という指摘です。

吐水口とは、浄水が出てくる水の出口のこと。実物はこんな感じです。

本体上部から伸びる金属製の短い吐水口のアップ。水を出す位置は固定されがちという家族の声のセクションの実物写真
浄水が出てくる吐水口。たしかに短めで、水を出す位置は固定されがちです

たしかに言われてみると、シンクの好きな位置に水を注ぎたいとき、グラスや鍋のほうを吐水口に合わせる必要があります。毎日使う家族だからこそ出てくるリアルな声ですね。

ちなみにこの点、公式も把握しているようです。

フィルター交換の荷物に、長さ35cmの「フレキ吐水口」への変更案内が同封されていました(レンタル契約者は特別価格3,300円・税込。送料は別途660円)。

フレキ吐水口への変更を案内する同封チラシ。レンタル契約者向けの特別価格3,300円とお手入れの注意点が記載されている
同封されていたフレキ吐水口の変更案内。吐水口の短さには公式の解決策がありました

案内には「ひとつだけ注意」も正直に書かれていました。標準の短い吐水口は金属製で掃除がほぼ不要な一方、フレキ吐水口は内側に樹脂を使うため、3〜6ヶ月ごとのつけ置き洗浄がすすめられています。

便利さと手入れの手間はトレードオフ——そこまで含めて説明してくれる姿勢は好印象でした(2026年7月の同封チラシの案内です)。

マルチピュアのレンタルに1年間でかかった費用の実額

家計ノートと電卓、小皿に入った硬貨、グラスの水が並ぶ机。1年間の費用を正直に公開する章のイメージ

「レンタルは本当に月3,300円だけ?あとから追加費用が来るのでは?」と半信半疑の方も多いはずです。お金の話こそ、実際に払った人の数字がいちばん参考になりますよね。

この章では、僕がこの1年で実際に支払った金額をすべて公開します。ブリタを使っていた頃との費用感の違いや、1年目の最後に体験した初めてのフィルター交換の様子もあわせてどうぞ。

初期費用と月額の実額|送料660円と月3,300円だけだった

結論から言うと、この1年で支払ったのは初回の送料660円と、月3,300円のレンタル料だけでした。

レンタル1年間の費用実額の内訳図。送料660円、最初の2か月は無料、3か月目以降は月3,300円で、1年間の合計33,660円
レンタル1年間にかかった費用の実額

月3,300円(税込)にはフィルターの年1回交換分も含まれているため、フィルター代が別途請求されることはありません。しかも僕が申し込んだときは「最初の2か月無料」のキャンペーンが適用されたので、1年間の合計は送料660円+3,300円×10か月分で33,660円でした。

それ以外の出費は、本当にゼロでした。

※2か月無料は僕が申し込んだ当時(2025年)のキャンペーン内容です。現在も実施されているかは、公式サイトで最新の条件を確認してみてください。

「あとから何か請求されるのでは」と僕も最初は身構えていました。でも、1年使った実績として、想定外の費用は一度もありません。

この金額で家の飲み水と料理の水をまかなえるなら、僕は納得感があると感じています。

ここでお伝えしたのは、あくまで僕の家の1年間の実額です。レンタルプランの料金のしくみや機種ごとの違いを、もっと詳しく知りたい方もいるでしょう。

そんなときは、マルチピュアのレンタルプランの料金体系や機種の違いを解説した記事も参考にしてみてくださいね。

\ 初期費用は送料660円だけ /

ブリタを使っていた頃との費用感の比較

ブリタのポット型を使っていた頃と比べて、僕は今のほうが安いと感じています

正確な家計簿を付けて比較したわけではないので、あくまで体感としてのお話です。ポイントは、カートリッジの交換サイクルの違いにあります。

  • ブリタ:カートリッジの交換サイクルが短く、そのたびに購入費がかかる
  • マルチピュアのレンタル:フィルター交換は年1回で、費用は月3,300円に込み

金額そのもの以上に大きいのは、「そろそろカートリッジを買わなきゃ」という管理から解放されたことです。買い置きを切らす心配がなくなり、支払いも月3,300円だけとシンプルです。

家計の見通しが立てやすくなったのは、忙しい毎日を送る方ほど実感しやすいメリットではないでしょうか。

初めてのフィルター交換をやってみた|掃除込み約10分で完了

1年使って、初めてのフィルター交換を2026年7月26日に実施しました。作業時間は、本体の掃除も含めて10分ほどです。

交換時期の前には、「これからカートリッジを送る」「このまま何もしなければ契約が更新される」という内容のはがきが届きました。

カートリッジ交換時期を知らせるマルチピュアのはがき。発送時期と契約自動更新の扱いが事前に案内されている
交換時期の前に届いた事前通知のはがき。発送時期と契約更新の扱いが書かれています

はがきの案内どおり、交換用フィルター(CB11AS)が届きました。

届いた交換用フィルターCB11ASの白い箱。MULTIPUREのロゴとfor Model-880の表記がある
届いた交換用フィルターCB11AS。レンタルならこの費用も月額に含まれています

作業でひとつ苦労したのは、フィルターを本体上部にはめる工程です。本体上部のネジ部が外から見えないため、フィルターの穴の位置を合わせるのに少しコツがいりました

そして意外だったのが、外した古いフィルターの見た目です。

正直、黒くなっているものを想像していました。ところが、色はほとんど変わっていなかったんです。

「本当に浄水できているのかな?」と一瞬思いましたが、わが家は2人暮らしなので、浄水量が少なめだった影響もあるかもしれません。

外側の白い層を少しめくってみると、中は活性炭の黒い層。もともと黒い素材なので、どれだけ働いたかは見た目では判断できないというのが正直なところです。

1年使った旧フィルターの外側の白い層をめくった様子。内側に活性炭の黒い層が見える実物写真
1年使った旧フィルター。外側の白い層をめくると、中は活性炭の黒い層でした

だからこそ性能は見た目ではなく、NSF認証のような試験結果で確かめるのが大事なんだと感じました。

交換後も、水の味や水圧は交換前と同じ感覚で使えています。

クリア

交換は年1回で費用は月額に込み。作業も10分ほどなので、身構えなくて大丈夫ですよ。

1年使って感じた正直な不満と申込み前の注意点

キッチンのテーブルでノートに率直な感想を書き留める人物。不満も隠さず伝える章の誠実な雰囲気のイメージ

良いことばかり書いてあるレビューは、かえって信用しづらいですよね。あなたが本当に知りたいのは、むしろ悪い点のほうではないでしょうか。

この章では、1年使った僕が感じている正直な不満と、申込み前に必ず確認してほしい注意点をまとめます。ここを読んでおけば、「そんなの聞いてなかった」という後悔は避けられるはずです。

本体を支えるプラスチック台が使ううちに少し動く

1つ目の不満は、本体を支える台が簡易的なプラスチック製で、使っているうちに少し動くことがある点です。

本体そのものの作りに不満はないのですが、台はやや簡素な印象です。掃除のときや本体に触れたときに、位置が少しずれることがあります。

本体を支える透明のプラスチック製の台。シンプルな円筒形で掃除のときに少しずれることがある
本体を支える透明のプラスチック台。シンプルな作りで、掃除のときに少しずれることがあります

実害という意味では、次のとおりです。

  • 台が動いたことでトラブルにつながった経験は、この1年でなし
  • 位置を直せば済むので、日々の小さなプチストレス程度

本体の品質に対して、台だけ少し簡素だな、というのが正直な感想です。致命的な欠点ではありませんが、毎日目にする部分なので、事前に知っておいてもらえたらと思います。

クリア

台の動きは小さな不満ですが、使い続けられないレベルではないというのが1年使った実感です。

蛇口のタイプによっては追加費用がかかる取り付けの制限

2つ目の注意点は、蛇口のタイプによっては追加費用がかかることです。これは不満というより、申込み前に知らないと後悔しやすいポイントです。

標準で対応しているのは、泡沫水栓(内ネジ・外ネジ)と丸型の蛇口。一方、タッチレス水栓など対応外の水栓は、種類に応じて部品代と工事費が別途必要になります(金額の目安は公式LPで確認できます)。

わが家の蛇口は対応タイプだったので、追加費用なしで取り付けられました。実際の接続部はこんな様子です。

蛇口に取り付けた分岐アダプタとホースの接続部のアップ。対応タイプの蛇口なら追加費用なしで取り付けられる
わが家の蛇口との接続部。対応タイプなら追加費用なしで取り付けられます

これから申し込む方へ、僕からのアドバイスは1つだけ。自宅の蛇口に取り付けられるかどうかは、必ず申込み前にチェックしてください。

「届いてから付けられないと判明」が、一番もったいないパターンです。

解約の時期とフィルター交換の決まりは申込み前に確認

契約まわりで申込み前に確認してほしいのは、次の4点です。

申込み前に確認したい契約の決まり

  • 契約は1年単位(僕の場合、更新前に案内のはがきが届いた)
  • 解約はいつでも受付可能。毎月10日までは当月末・11日以降は翌月末の解約(公式FAQの案内)
  • 期日前のフィルター交換は有償(30,800円)
  • 解約時の本体返送料は自己負担

解約について公式FAQは、毎月10日までの受付は当月末、11日以降は翌月末の解約と案内しています(2026年7月時点)。

一方で、別の公式FAQには「希望日の1ヶ月前までに連絡を」という案内もあるため、解約の連絡は余裕をもってするのが確実です。

なお、本体を返す送料は自己負担です。細かい条件は変わる可能性があるので、申込み前に公式サイトで最新を確認してみてください。

【僕の実体験】更新前に届いた1枚のはがきで感じた信頼

前の章で紹介した事前通知のはがきを受け取って、僕がいちばん感じたのは「この会社は信頼できそうだ」という安心感でした。

事前に知らせたうえで判断の余地をくれる運用は、率直に親切だと感じました。1年使って、契約まわりで嫌な思いをしたことは一度もありません。

クリア

解約の連絡は余裕をもって。返送料が自己負担になる点もあわせて覚えておいてくださいね。

マルチピュアの浄水器が向く人・向かない人

夕食の支度中に浄水器から水を注ぐ家族のキッチン。料理にも水をたっぷり使う家庭のイメージ

「結局のところ、うちには合うの?」というのが、最後に残る疑問ですよね。ここまでの1年分の体験を踏まえて、この章ではマルチピュアの浄水器が向く人・向かない人を整理します。

あわせて、僕以外の利用者の声として、公式サイトの導入事例と口コミ全体の傾向もご紹介します。あなたの家に合うかどうか、判断の最終材料にしてみてください。

1年使った僕がおすすめできる人

1年使った僕が「向いている」と考えるのは、次のような方です。

  • 安全で安心な、おいしい水を毎日飲みたい方
  • 料理にも浄水をたっぷり使いたい方
  • PFASやマイクロプラスチックなど、水の中身が気になっている方
  • ペットボトルやウォーターサーバーの管理に疲れた方

特に「飲み水だけでなく、料理の水まで全部浄水にしたい」という方には合っていると思います。僕の家では水圧・水量が申し分なく、水の使い方を我慢する場面がないからです。

フィルター交換は年1回で済み、費用も月3,300円のレンタル料だけ。手間をかけずに毎日の水の質を上げたい方には、ちょうどいい選択肢ではないでしょうか。

クリア

毎日の水をまるごと良くしたい方には、1年使った僕も安心しておすすめできます。

\ 月3,300円・フィルター交換込み /

正直おすすめしない人

逆に、正直におすすめしないのは次のような方です。

  • 浄水の質に、あまりこだわりがない方
  • 蛇口が対応タイプではなく、追加費用をかけてまで付けたくない方
  • キッチンに据置型の本体を置くスペースを確保しづらい方

僕の結論はシンプルです。水の質に価値を感じない方にとって、月3,300円は払う意味のない出費だと思います。

水道水の味やにおいで特に困っていないなら、無理に導入する必要はありません。

特に蛇口については、対応外の水栓だと種類に応じて部品代と工事費が別途かかります。この追加費用を許容できるかどうかは、申込み前に整理しておきたいところです。

一方で、蛇口やスペースの問題は、確認してみると意外と解決できる場合もあります。迷ったら、申込み前に公式の窓口に相談してみるのが確実です。

他の利用者の口コミと公式の導入事例から見える傾向

僕ひとりの感想では偏りがあるので、他の利用者の声にも触れておきます。

マルチピュアの公式サイトには、実際の利用者を取材した導入事例のページがあり、レンタル利用者の声も掲載されています。出所がはっきりしているので、真偽のわからないネットの書き込みより確認しやすいですよ。

導入事例には、アレルギー専門医や紅茶専門店など水質にこだわるプロの採用例があり、除去性能への評価が紹介されています。

レンタルLPの利用者の声では、ウォーターサーバーのボトル受け取りの手間がなくなった、設置が簡単だったという声も紹介されています。

一方で、公式ブログ自身が「購入する場合の初期費用」などを検討ポイントとして挙げ、デメリットを解説する記事まで公開しています。良い面だけを見せないこの姿勢は、僕としては好印象でした。

僕の1年間の体験も、方向性はこれらと重なります。費用のハードルはレンタルだからこそ下がった、というのが正直なところです。

なお、この記事は「僕ひとりが1年使った実体験」のレポートです。

世間の声を幅広く知りたい方には、良い口コミも後悔ポイントも網羅的に整理したマルチピュア浄水器の口コミと評判のまとめ記事がおすすめです。

クリア

口コミを調べるときは、出所のはっきりした公式の導入事例からチェックしてみてください。

よくある質問(Q&A)

ソファでマグカップを手に寛ぎながらノートパソコンを開く人物。申込み前の疑問が解消された安心感のイメージ

記事もいよいよ終盤ですが、まだ小さな疑問が残っていませんか?最後に、マルチピュアのレンタルを検討している方からよく出る疑問に、1年使った経験をもとにお答えします。

蛇口や賃貸のこと、解約のルール、購入との比較、メーカーの信頼性、そして「そもそも浄水器は必要?」という根本の疑問まで。申込み前の不安は、ここで解消していってください。

うちの蛇口にも取り付けられますか?

A. 泡沫水栓(内ネジ・外ネジ)と丸型の蛇口であれば、標準で取り付けられます。

一方、タッチレス水栓など対応外の水栓は、水栓の種類に応じて部品代と工事費が別途必要です(詳しい金額は公式LPで案内されています)。「どんな蛇口にも付く」わけではありません。

泡沫水栓とは、先端に網のような部品が付いた一般的なタイプの蛇口のことです。僕も申込み前に自宅の蛇口の先端を観察して、対応タイプであることを確認してから申し込みました。

まずはご自宅の蛇口の先端をチェックしてみてください。

賃貸住宅でも設置できますか?

A. 対応する蛇口が付いているお宅なら、賃貸住宅でも設置しやすい浄水器です。

蛇口の先端に取り付けるタイプで、僕自身、業者を呼ばずに自分で約30分で設置できました。壁に穴を開けるような作業はありません。

取り付けたものは取り外せるので、原状回復が求められる賃貸でも導入しやすいと思います。

ただし、ご自宅の蛇口が対応タイプかどうかの確認だけは、申込み前に必ず行ってください。

レンタルの解約はいつでもできますか?

A. 公式サイトのFAQでは、解約はいつでも可能と案内されています。毎月10日までの受付なら当月末、11日以降の受付なら翌月末の解約です(2026年7月時点の公式FAQより)。

契約自体は1年単位で、僕の場合は更新の前に「このまま何もしなければ契約が更新される」という内容のはがきが事前に届きました。

そのおかげで、更新するか解約するかを落ち着いて判断できました。知らないうちに自動更新されて困る、という心配は僕の経験上ありませんでした。

なお、別の公式FAQには「希望日の1ヶ月前までに連絡を」という案内もあります。余裕をもって連絡し、最新の条件は公式サイトで確認してみてください。

レンタルと購入はどちらがいいですか?

A. 「まず試したい」ならレンタル、「長く使うと決めている」なら購入も選択肢、というのが僕の考えです。

購入の場合は本体の初期費用がまとまってかかるうえ、フィルター(カートリッジ)代も自分で負担することになります。一方レンタルは、初期費用が送料660円のみで、月3,300円にフィルターの年1回交換まで含まれています

僕は「聞いたことのないブランドに、いきなり大きな金額は出せない」と考えてレンタルを選びました。1年使った今も、この選択で良かったと感じています。

聞いたことのないメーカーですが、信頼できますか?

A. 僕も同じ不安があったので申込み前に調べましたが、信頼できると判断しました。

決め手は、NSFの公式サイトで、Multipure(マルチピュア)のリスティングと認証の掲載を自分の目で確認できたことです。メーカーの自己申告ではなく、外部の認証機関の記録と一致していたのは大きな安心材料でした。

除去項目数102項目などの数字も、このNSF認証に基づくものです。

不安な方は、僕の言葉も鵜呑みにせず、ご自身でNSFの公式サイトを確認してみることをおすすめします。

日本の水道水は安全と聞きますが、浄水器は本当に必要ですか?

A. 日本の水道水は厳格な基準で安全が守られており、過度に心配する必要はないというのが僕の考えです。

水道水は52項目の水道水質基準(2026年4月1日から)に基づいて管理されていて、話題のPFOSとPFOAも、合算で50ng/L以下という基準値で正式に基準項目へ加わりました。「水道水は危険だから浄水器が必須」というものではありません。

そのうえで僕が浄水器を使うのは、カルキ臭のないおいしい水を毎日飲みたいことと、マイクロプラスチックなど気になるものをさらに減らして安心を上乗せしたいからです。必要かどうかは、味と安心にどこまで価値を感じるかで決めるのがいいと思います。

日本の水道水の安全性や2026年4月の基準改正の中身については、水道水はそのまま飲めるのかを2026年の最新基準で解説した記事で詳しくまとめています。浄水器を検討する前の基礎知識として、あわせて読んでみてください。

まとめ|1年使った本音はレンタルなら安心して試せる浄水器

最後に、この記事の内容を振り返ります。

僕はマルチピュアのAquaperform 880SCをレンタルで1年間使い、水の味にも費用にも満足して、今も使い続けています。プラスチック台や吐水口といった小さな不満はありますが、それを差し引いても、初期費用660円・月3,300円で試せる据置型浄水器として納得感のある1年でした。

高い買い物をいきなりする必要はありません。レンタルなら送料660円で始められて、交換用フィルターも年1回届きます。

まずはご自宅の蛇口が対応しているかを確認するところから、一歩を踏み出してみてください。

初めてのフィルター交換も、掃除込み約10分で無事に終わりました。

その様子は本文で写真付きで紹介しています。あなたの浄水器選びの参考になればうれしいです。

\ 1年使った僕が続けている選択 /

朝の光が差すキッチンに置かれたステンレス製の据置型浄水器とグラスの水。「1年使った本音レビュー」の文字入りアイキャッチ

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