「水道水をそのままミルクに使って大丈夫?」
「赤ちゃんに飲ませる水、本当に安全なの?」
はじめての育児で、毎日のミルク作りに使う水のことが気になっている方は多いのではないでしょうか。
お気持ちはとてもよくわかります。大切な赤ちゃんの口に入るものだからこそ、少しでも安心できる水を使いたいですよね。
日本の水道水は世界トップクラスの安全基準で管理されているので、基本的には安心して使えます。ただ、最近ニュースでよく聞く「PFAS(ピーファス)」や、水道水に残る塩素のことが気になるのも、よ~くわかります。
この記事では、赤ちゃんのミルク作りに適した水の基準から、水道水に含まれる物質の正しい知識、そして浄水器の選び方やおすすめ製品まで、まるっとわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること:
- ミルク作りに適した「安心な水」の具体的な基準
- 水道水に含まれる塩素・PFAS・トリハロメタンの正しい知識
- 浄水器・浄水型ウォーターサーバー・ペットボトル、どれが合うかの判断基準
- 赤ちゃんのいる家庭におすすめの浄水器3選
- 浄水した水でミルクを作るときの注意点
赤ちゃんのミルク作りに「安心な水」ってどんな水?
赤ちゃんのミルクを作るとき、「どんな水を使えばいいの?」と迷ってしまいますよね。
まずは、ミルク作りに適した水の基準をしっかり押さえておきましょう。
粉ミルクメーカーが推奨する水の条件
粉ミルクメーカーは、基本的に日本の水道水で調乳することを前提に製品を作っています。水道水が使えない場面では、ミネラルの少ない軟水を選ぶよう案内されていますので、覚えておくと安心です。
ちなみに日本の水道水はもともと硬度が低い軟水で、東京大学の全国調査では平均48.9mg/Lという結果が出ています。赤ちゃんのミルク作りに適した水なんですね。
ミルクに使う水を選ぶときは、次の3つのポイントを押さえておくと安心です。
ミルク作りに安心な水の3つの条件
- 硬度の低い軟水であること:赤ちゃんの未発達な腎臓や消化器官に負担をかけないよう、ミネラルの少ない軟水を選びましょう。
- 水の安全性が確認できること:水道水であれば水質基準をきちんと満たしていること、浄水器などを使う場合は除去性能やメンテナンス体制がしっかり確認できることが大切です。
- 十分に沸騰させ、70℃以上で調乳すること:沸騰で水の安全性を高め、70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かすことで菌のリスクを抑えられます。
この3つを意識しておけば、安心してミルク作りに取り組めますよ。
硬水はなぜダメ? 赤ちゃんの腎臓への負担
海外産のミネラルウォーターの中には、エビアンやコントレックスのように硬度がとても高い製品も少なくありません。こうした硬水にはカルシウムやマグネシウムが豊富に含まれています。
赤ちゃんの腎臓はまだ発達の途中。大人と同じようにミネラルを処理しきれず、腎臓への負担や消化不良につながってしまう可能性があります。
粉ミルクを溶かす水には、硬度の低い軟水を選ぶようにしましょう。
70℃以上のお湯で溶かす理由
「なぜ70℃以上じゃないとダメなの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、粉ミルクは完全な無菌状態ではなく、サカザキ菌などの病原菌がわずかに含まれている可能性があります。WHO/FAOのガイドラインで70℃以上のお湯での調乳が推奨されているのは、こうした菌のリスクを大きく下げるためなんです。
作り方の手順としては、まず70℃以上のお湯で粉ミルクをしっかり溶かします。そのあと流水や氷水を使って哺乳瓶ごと冷まし、腕の内側にミルクを少量たらして「体温くらいかな」と感じる温度になったら、赤ちゃんに飲ませてあげてくださいね。
水道水をそのままミルクに使って大丈夫? 知っておきたいリスク
結論から言うと、日本の水道水は赤ちゃんのミルク作りに問題なく使えます。水道水は水道法に基づく52項目もの水質基準をクリアするようしっかり管理されていて、粉ミルクメーカーも「水道水が使える場合は水道水で調乳してください」と案内しています。安心して使える水なんですね。
ただし、水道水をそのまま哺乳瓶に入れるのではなく、一度しっかり沸騰させてから70℃以上のお湯で調乳することが大切です。この手順を守ることで、より安全にミルクを作ることができます。
なお、井戸水や浄水器・ウォーターサーバーの水を使う場合は、水質や管理状況をあらかじめ確認しておきましょう。また、古い鉛製の給水管が残っている住宅では、朝一番の水に微量の鉛が溶け出している可能性があるため、少しの間水を流してから使うと安心ですよ。
なぜ赤ちゃんは大人以上に注意が必要なの?
赤ちゃんが大人以上に水の質に気をつけたい理由は、大きく3つあります。
- 体が小さいぶん、水の影響を受けやすい:赤ちゃんは体重あたりの水分摂取量が大人よりずっと多いため、水に含まれる物質の影響を相対的に受けやすくなります。
- 体の「フィルター機能」がまだ発達途中:肝臓や腎臓といった代謝・排泄を担う臓器が未熟なため、不要な物質をうまく処理しきれない場合があります。
- 体の成長が急速に進む大切な時期:胎児期から乳幼児期は脳や神経を含む体全体がぐんぐん発達する時期で、環境中の化学物質が発達に与える影響については現在も公的な研究が続けられています。
とはいえ、過度に心配しすぎる必要はありません。大切なのは、こうした理由を知った上で、できる範囲で安全性の高い水を選んであげることですよ。
特に気をつけたい3つの物質
水道水に含まれる可能性がある物質のうち、家庭で気になりやすいものを3つご紹介します。
① 残留塩素
残留塩素は、水道水を安全に届けるために欠かせない消毒成分です。いわゆる「カルキ臭」の原因になることはありますが、私たちの健康を守る大切な役割も担っているので、単純に”悪いもの”とは言えません。
浄水器を使うと塩素が除去されるぶん、雑菌が繁殖しやすくなるため、カートリッジの管理をしっかり行うことが大切です。
② トリハロメタン
トリハロメタンは、塩素と水中の有機物が反応してできる物質です。長期的な摂取を考慮して水質基準が設けられています。
水から揮散しやすい性質があるため、5〜15分程度の煮沸で低減が期待できますし、活性炭を使った浄水器でも取り除くことができます。
③ PFOS・PFOA
PFOS・PFOAはPFAS(有機フッ素化合物)の一部で、自然界で分解されにくく環境中に残りやすいことから近年問題になっている物質です。
煮沸では除去できないため、気になる場合はPFOS/PFOAの除去性能表示がある浄水器を選ぶのが現実的な対策になります。
煮沸だけで十分? 煮沸と浄水器の違い
「煮沸すれば安心じゃないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。たしかに、トリハロメタンは5〜15分ほどの煮沸で低減が期待できますし、残留塩素のカルキ臭も煮沸で和らぎやすくなります。
ただし、PFASや鉛といった物質は煮沸だけでは除去できません。
こうした物質が気になる場合は、対象物質の除去性能がきちんと確認された浄水器を選ぶことが大切です。とはいえ、浄水器ならどれでもPFASや鉛まで除去できるわけではないので、購入前に認証表示をチェックし、使い始めてからもカートリッジの交換時期をしっかり管理するようにしましょう。
浄水器・ウォーターサーバー・ペットボトル、結局どれがいい?
赤ちゃんのミルクに使う安心な水を用意する方法は、大きく分けて3つあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご家庭の状況に合わせて選ぶのがポイントです。
3つの選択肢を比較してみよう
赤ちゃんのミルクに使う水を選ぶときは、「なんとなく安全そうだから」という印象だけで決めるのではなく、毎日無理なく続けられるかどうかまで含めて考えることが大切です。
浄水器・浄水型ウォーターサーバー・ペットボトル水には、それぞれにメリットとデメリットがあります。まずは、コストや使いやすさの面から違いを整理してみましょう。
| 項目 | 浄水器 | 浄水型サーバー | ペットボトル |
|---|---|---|---|
| 月額コスト | 約400〜3,300円 | 約3,000〜4,400円 | 使う量・銘柄次第 |
| 3年総額(目安) | 約1.4〜11.9万円 | 約10.8〜15.8万円 | 使う量・銘柄次第 |
| 有害物質の除去 | 7〜102項目(ポット型〜高性能据置型まで含む) | 21〜46項目(モデルによる) | メーカーの品質管理による |
| 温水がすぐ使える | なし | あり(70℃台対応モデルあり) | なし |
| 設置の手軽さ | 比較的手軽 | 給水型は工事不要、直結型は設置作業あり | 設置不要 |
| ボトルの管理 | 不要 | 不要 | 購入・保管・廃棄が必要 |
| 賃貸での使いやすさ | 使いやすい | 給水型は使いやすい | 問題なし |
| PFAS対応 | PFOS/PFOA対応モデルあり | PFOS/PFOA対応モデルあり | メーカーごとの検査体制を確認 |
赤ちゃんのミルク作りで本当に大切なのは、「どれがいちばん優れているか」を探すことではなく、ご家庭の暮らしに合った方法を選ぶことです。
コストを抑えたいなら浄水器、忙しい毎日の手間を少しでも減らしたいなら浄水型ウォーターサーバーというように、重視したいポイントに合わせて選べば、日々の負担を軽くしながら安全性にもしっかり配慮できますよ。
なお、PFASが気になる場合は、PFOS/PFOAの除去性能が確認された製品かどうかまでチェックして選ぶと、より安心です。
あなたの家庭にはどれが合う?
ご家庭の優先したいポイント別に、おすすめの選び方を整理してみました。
クリア浄水器とウォーターサーバーの詳しい比較は、「ウォーターサーバーと浄水器、どっちがいい?徹底比較」の記事でも解説していますので、あわせてご覧ください。
赤ちゃんのミルク作りに向いている浄水器の選び方【5つのポイント】
「浄水器がいいのはわかったけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」という方のために、選び方のポイントを5つに絞って解説します。
ポイント1:除去性能は「規格」と「対象物質」をセットで確認する
浄水器を選ぶとき、まず目に入るのが「除去対象○○項目」といった数字ではないでしょうか。
でも、数字の多さだけで判断してしまうのは少し注意が必要です。大切なのは、どの規格・試験方法に基づいて、どの物質の除去性能が確認されているかをセットでチェックすることです。
確認しておきたい主な基準をご紹介しますね。
- JIS S 3201:家庭用浄水器の国内試験方法で、残留塩素・総トリハロメタン・鉛などの除去性能表示の基本になる規格です。まずはこの規格に対応しているかを確認しましょう。
- JWPAS B.210:PFOS・PFOAの除去性能を確認するための浄水器協会基準です。PFASが気になる方は、この基準への適合をチェックしてみてください。
- NSF/ANSI 53:鉛やトリハロメタン、PFOA/PFOSなど、健康への影響が気になる物質について個別に除去性能を確認できる国際基準です。
- NSF/ANSI 401:医薬品や農薬といった、近年注目されている新興汚染物質の低減を確認したいときに参考になる国際基準です。
なお、「この規格に対応しています」という表記だけで安心せず、その製品が具体的にどの物質で適合しているかまで確認することが大切です。
「赤ちゃんのミルクにも使えます」と案内されているモデルは選びやすいですが、最終的には対象物質ごとの根拠を見て判断すると、より安心ですよ。
クリアPFAS対策をしたい場合は、NSF/ANSI 53やJWPAS B.210への対応が明記されている製品を選びましょう。
詳しくは「PFAS対応の浄水器の選び方」の記事もご参考ください。
ポイント2:浄水器のタイプを選ぶ(蛇口直結・据え置き・ポット型)
浄水器は、タイプの名前だけで選ぶのではなく、「除去したい物質にきちんと対応しているか」と「毎日無理なく使い続けられるか」をセットで見るのが基本です。
据え置き型には98〜104項目もの有害物質除去をうたう高性能モデルがありますが、蛇口直結型やポット型にもPFOS/PFOA対応モデルが登場しています。
赤ちゃんのミルク作りでは、タイプそのものよりも、PFOS/PFOA・鉛・トリハロメタンなど気になる物質の除去根拠が確認できるかどうかを優先して選ぶと安心ですよ。
蛇口に取り付けるだけですぐに使い始められるので、賃貸のご家庭でも導入しやすいのが魅力です。まずは手間を増やしすぎず、ミルク作りに使う水を見直したい方に向いています。
- クリンスイ CB023:除去対象 11+3項目/カートリッジ交換目安 3か月
- パナソニック TK-CJ24:除去対象 19物質/カートリッジ交換目安 約1年
本体サイズや設置スペースは必要になりますが、フィルターが大きいぶん除去できる物質の種類が多く、性能をできるだけ重視したいご家庭では有力な候補になります。
- マルチピュア:98〜104項目の有害物質除去/カートリッジ交換目安 年1回
工事不要で置き場所の自由度が高く、「まず試してみたい」という方にぴったりです。省スペースで導入しやすい反面、一度に作れる量は少なめなので、こまめに浄水する前提になります。
- クリンスイ CP012:除去対象 17+3項目/カートリッジ交換目安 3か月
- ブリタ:除去対象 15+1項目(PFOS/PFOA除去対応)/カートリッジ交換目安 4週間
赤ちゃんのミルク作りを考えるなら、置き場所に余裕があり除去性能をしっかり重視したいなら据え置き型、手軽さと性能のバランスを取りたいなら蛇口直結型、まずは低ハードルで試してみたいならポット型、という選び方が現実的です。
大切なのは「どのタイプがいちばん上か」ではなく、わが家の暮らしに合った性能と手軽さを両立できるかどうかで選ぶことですよ。
クリア浄水器のタイプ別の詳しい比較は、「蛇口直結型浄水器のおすすめモデルと選び方ガイド」でもご紹介しています。
ポイント3:ランニングコストは「3年総額」で比較する
浄水器のコストを比べるときは、本体価格だけで判断しないことが大切です。カートリッジの交換頻度や単価、送料やレンタル料まで含めた「3年間の総額」で比較するのがコツですよ。
たとえば、月額3,300円のレンタルプランなら、3年間で約11.9万円(3,300円×36か月)になります。初回送料などが別途かかる場合は、その分も忘れずにプラスしておきましょう。一方、本体を購入する場合は、本体代にカートリッジ代×必要回数を足して計算します。
ここでひとつ知っておきたいのが、購入時に最初のカートリッジが付属している製品も多いということ。「年1回交換だから3年で3回分必要」とは限らないんですね。購入前に、付属カートリッジの有無と交換の目安をチェックしておくと、より正確にコストを把握できますよ。
ポイント4:カートリッジ交換の手軽さ
赤ちゃんのお世話で忙しい毎日の中、カートリッジ交換の手間はできるだけ少ないほうが助かりますよね。交換頻度は製品によってさまざまですが、「なるべく手間を減らしたい」という方には、1年に1回の交換で済むタイプが心強い選択肢になります。
また、交換時期をランプや液晶、LEDで知らせてくれる機種を選ぶと、「そろそろ交換かな?」と迷うことが減り、日々の管理がぐっとラクになりますよ。ただし、表示だけに頼るのではなく、メーカーが案内している使用期間や使用量の目安もあわせて確認しておくと、より安心して使い続けられます。
ポイント5:賃貸でも大丈夫? 原状回復のしやすさ
賃貸にお住まいの方は、除去性能だけでなく「退去時にもとに戻しやすいかどうか」もあわせてチェックしておきたいところです。
蛇口直結型は取り付け・取り外しが比較的かんたんで、賃貸でも使いやすいタイプです。ただし、蛇口の形状によっては取り付けできない場合もあるので、購入前にご自宅の蛇口が対応しているか確認しておきましょう。
据え置き型の場合も、分岐水栓を使うタイプであれば大がかりな工事なしで設置できるモデルがあります。こちらも事前にメーカーの対応情報をチェックしておくと安心ですよ。
クリア賃貸住まいの子育て世帯向けの浄水器選びは、「賃貸住み子育て世帯の浄水器選び方+おすすめ3選」で詳しく解説しています。
赤ちゃんのミルク作りにおすすめの浄水器3選
ここからは、赤ちゃんのミルク作りで重視したい「除去性能・続けやすさ・使いやすさ」のバランスを踏まえて、おすすめの浄水器を3つご紹介します。
PFOS/PFOAへの対応状況やカートリッジ交換のしやすさ、導入のハードルまで含めて選んでおくと、毎日のミルク作りで無理なく使い続けやすくなりますよ。
おすすめ1:マルチピュア「Aquaperform 880SC」(据え置き型)
除去性能をできるだけ重視して選びたいなら、マルチピュアの据え置き型浄水器は有力な候補です。
公式では月額3,300円(税込)のレンタルプランが用意されていて、交換カートリッジ代と故障時の交換部品代が含まれると案内されています。
PFOS/PFOA 95.5%除去をはじめ、ヒ素やトリハロメタン類など102項目の有害物質への対応が示されている、高性能なモデルです。
マルチピュア「Aquaperform 880SC」のポイント
- 月額3,300円(税込)のレンタルプラン(カートリッジ代・故障時の部品代込み)
- PFOS/PFOAを含む102項目の有害物質除去
- フィルター交換は年1回で手間が少ない
- 据え置き型ならではの高い除去性能
除去性能を最優先にしたいご家庭にぴったりの1台です。特にPFOS/PFOA対策を重視したい方や、長く使う前提でしっかりしたモデルを選びたい方は、検討候補に入れてみてくださいね。
なお、公式では契約期間は1年、今なら2か月無料との案内がありますが、キャンペーンや条件は変わる可能性があるため、申し込み前に最新情報を確認しておくと安心です。
クリアマルチピュアのレンタルプランの詳しい解説は、「マルチピュア世界No.1浄水器のレンタルプラン徹底解説」をご覧ください。
おすすめ2:パナソニック「TK-CJ24-W」(蛇口直結型)
手軽さと性能のバランスを大切にしたいなら、パナソニックの「TK-CJ24-W」はとても使いやすいモデルです。
19物質の除去に対応しており、PFOS/PFOAの除去も可能。さらにカートリッジの交換時期を液晶で知らせてくれるので、忙しい毎日でも管理がしやすいのが魅力です。
カートリッジは約1年使えるロングライフタイプなので、交換の手間も最小限に抑えられます。
パナソニック「TK-CJ24-W」のポイント
- 除去対象は19物質(PFOS/PFOA除去対応)
- カートリッジ交換の液晶表示つきで管理がラク
- 約1年使える長寿命カートリッジ
- 蛇口直結型で導入かんたん
- 公式案内では1Lあたり約4.4円の目安
「できるだけ手軽に始めたいけれど、PFOS/PFOA対応もほしい」というご家庭にはかなり相性のいい1台です。
液晶表示で交換時期がひと目で分かるので、赤ちゃんのお世話で忙しい時期でも「交換し忘れてた…」となりにくいのが心強いですよ。
おすすめ3:クリンスイ「CP407」(ポット型)
「蛇口に取り付けるスペースがない」「まずは気軽に試してみたい」という方には、クリンスイのポット型「CP407」が使いやすい選択肢です。
PFOS/PFOAの除去試験済みで、除去物質数は17+3項目。ろ過水容量1.9Lの大容量タイプなので、ミルク作りだけでなく日常の飲み水にもゆとりを持って使えます。
フタのカレンダーダイヤルで交換時期を設定できるのも、うれしいポイントです。
クリンスイ「CP407」のポイント
- PFOS/PFOA除去試験済み
- 除去物質数は17+3項目
- ろ過水容量1.9Lの大容量タイプ
- 交換目安は3か月(カレンダーダイヤルで管理しやすい)
- 工事不要で置き場所の自由度が高い
ポット型は据え置き型や蛇口直結型に比べると、ろ過のたびに少し待つ時間が必要です。とはいえ、工事不要で今日からすぐ始められる手軽さは大きな魅力ですよね。
CP407は容量にも余裕があり、冷蔵庫のドアポケットにも収まりやすい設計なので、飲み水や料理用としても活躍してくれますよ。
浄水器でミルクを作るときの注意点
浄水器を使い始めたら、いくつか知っておきたい注意点があります。赤ちゃんに使う水だからこそ、使い方まで含めて確認しておくと安心です。
浄水した水でも煮沸は必要?
「浄水器を通したから、そのまま使って大丈夫でしょ?」と思いがちですが、粉ミルクの調乳では浄水した水でも一度しっかり沸騰させて、70℃以上のお湯で作るのが基本です。
これは粉ミルクが完全な無菌状態ではなく、サカザキ菌などの病原菌のリスクを下げるために大切な手順なんですね。
浄水器を使う場合は、浄水器メーカーと粉ミルクメーカー、それぞれの案内もあわせて確認しておきましょう。
浄水は「作り置き」できる?
浄水器の水は塩素が除去されているぶん、水道水よりも雑菌が繁殖しやすい点に注意が必要です。
もしくみ置きする場合は、ふた付きの清潔な容器に入れて冷蔵庫で保管し、できるだけ早めに使い切るようにしてください。
ミルクや赤ちゃんの飲み水に使う分は、「その都度浄水する」くらいの感覚でいると安心ですよ。
よくある質問
【まとめ】赤ちゃんのために、今日からできる「安心な水選び」
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
この記事のまとめ
- ミルク作りには、硬度の低い軟水を使うのが基本
- 日本の水道水は水質基準に基づいてしっかり管理されているが、PFOS/PFOAが気になる場合は対応する浄水器を検討する価値がある
- 浄水器選びは「除去性能の根拠・タイプ・コスト」の3つの軸で考えると選びやすい
- 除去性能を重視するなら据え置き型(マルチピュア)、手軽さとのバランスを取りたいなら蛇口直結型(パナソニック)、まず試してみたいならポット型(クリンスイ)が有力候補
- 浄水した水は早めに使い切り、カートリッジの交換時期は必ず守る
赤ちゃんのミルク作りは、毎日何回も繰り返す大切な時間ですよね。
「この水で大丈夫かな…?」という小さな不安を抱えながら過ごすよりも、納得できる条件で水を選んで、安心して使える環境を整えておくほうが、毎日の気持ちもぐっとラクになります。
お子さんの健やかな成長のために、まずは「水」から見直してみませんか。その小さな一歩が、毎日の安心につながるはずですよ。



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